石原裕次郎さん

キングコング事幼い頃私が初めて裕ちゃんこと石原裕次郎さんにお会いしたのは12歳の時。当時は日活黄金時代。親分肌の裕ちゃんは後輩の主演する作品はほとんどと言っていいほど、目を通したそうです。
そんなある日、私はフジテレビの開局5周年記念の特別番組に裕ちゃん一派の人気女優、芦川いずみさんの妹役として出演しました。12歳の私はまだそんなに知られていませんでしたが、番組を見終わるなり、「あの 妹役の子なんていたっけ? 何とかングだったよな。キングコングだっけ?」と言ったそうで、それ以来私が日活の撮影所に行くようになってから「よう!キングコング ちゃん。」と呼ばれて来ました。ジュディと呼んでくださるようになったのはレディになってからですね。
ご自宅に伺ったとき、北原三枝夫人がこんな話をしてくれました。「私たちの婚約発表なんて、撮影中に記者の人たちに”俺、三枝と結婚するから。”が発表ですもの。 そして結婚式はと聞かれたら、”そんなの裏の寺でぼんぼんで終わりだよ。”なんて 言うのよ。」と笑っていらっしゃいました。まあ、結婚式はちゃんとしたそうですが、その自由な発想が今思うとカッコイイなあなんて思います。また、プールサイドで行った結婚記念パーティの写真に「なるほど」と思う映像がありました。その日三枝夫人が着ていらしたのは真っ白のすてきなロングのスワレ。裕ちゃんはT−シャツ にジーパン。時計だけはローレックス。これがまたさまになるの。カッコイイんですね。リゾートのソワレって感じ。そんな二人がプールサイドでダンスをしている ショットなどはまさに映画のワン・シーンです。
ティーンエージャーだった私「キングコング」はそんな二人にあこがれました。 今、「平成の石原裕次郎」のスカウト・キャンペーンが話題を呼んでいますが、裕ちゃんは二度といないカリスマ・スターだと私は思います。

キングコングことジュディ・オング